カキモリがはじまった当初から人気のオーダーノート。
今回、常時60種類から選べる表紙のラインナップをリニューアルします。これまで不定期に入れ替えていましたが、半年ごとに一新します。 季節を感じることができ、いつも寄り添ってほしいデザインや質感を選びました。
2021年4月13日から、ラインナップに加わる表紙をご紹介します。
『YAMATO』
創業100年を超える老舗着物ブランド「YAMATO」。
浴衣生地として織られた個性豊かな素材が、ノートの形に切り取られることで、また新しい表情を見せてくれます。
きっかけは、古くからある「きもの」を時代に合わせてアップデートしていることに共感しご訪問したこと。きものと世の中との新たな〈つながり〉をつくるプロジェクト「YAMATO tsunagari project」の一貫でコラボレートすることになりました。昔からある反物をオーダーノートの表紙に仕立てています。
▶︎YAMATO tsunagari project
『Tudi Billo』
ドイツのペーパープロダクトブランド「Tudi Billo」。デザインはドイツで、紙の製作はネパールで手がけています。
ネパールの手漉き紙は、高山植物「ロクタ」の樹皮を原料としているため通称「ロクタ紙」。一枚ずつ手で漉き上げた紙は、太陽の下で乾燥させることで生まれる、あたたかみのある風合いが魅力です。
▶︎Tudi Billo
『Coci la elle』
独学で傘を作り出し、直接絵を描いた1点物の日傘屋Coci la elle主宰「ひがしちか」。
傘のために描かれた絵柄から、自然や日常の会話がモチーフのものまで。独特の色彩とコラージュなどの手法で作品を生み出し、描かれています。
Coci la elleが清澄白河でお店をはじめた2010年は、カキモリが蔵前ではじまったのと同じ時期。近いエリアということもあり、ゆるくご縁があったので、素敵な生地を表紙として使わせていただきました。
▶︎Coci la elle WEBサイト
その他にも素敵な表紙がたくさん追加される予定です。
同じ蔵前エリアにアトリエショップを構える草木染めの「MAITO」や、「山次製紙所」の歴史がありながら新しい手法の越前和紙、テキスタイルの「KOKKA」など、お楽しみに。
それぞれの表紙のお話はぜひスタッフに聞いてみてくださいね。
カキモリより