作り手から、書き人たちへ。ものづくりをする作家さんたちが生み出す、「書く」にまつわる道具たち。今回は、simple wood product 江見さんに作っていただいたブックエンドとカードトレイをご紹介します。
江見さんは、以前よりカキモリと繋がりがある作家さんのひとり。
線や面に複雑さを与えることで生まれる「奥行き・立体感」が美しさの要因の1つではないか、というところに着目され、「ずらす、かさねる、」をコンセプトに、新しさを発見する事を目指したプロダクトを制作されています。

今回は、「たのしく、書く」というカキモリのコンセプトに繋がる、机まわりのプロダクトをつくっていただきました。
空間にしっくりと馴染みながらも、今までに見たことがないような面白さを持つsimple wood productのプロダクト。
ひとつずつご紹介していきます。
Book end


アルファベットの「J」のような形が二つセットになったブックエンドは、カキモリのノートとも組み合わせて使用できるもの。それぞれを本の左右に配置したり、二つを重ねてみたり。いろんなレイアウトが楽しめます。
Card tray


5本の角材を繋げて出来たトレイ。
両側面に傾斜をつけた角材を交互に繋げることで真ん中はフラットに、両サイドの縁は真ん中とは違った向きで組むことで少し角度をつけ起き上がる形に整えられた、「ずらす、かさねる、」のコンセプトがぎゅっと詰まったプロダクトです。名刺やショップカードはもちろん、ペンを置いても心地良く収まります。
どちらも、色は2種類。明るいブルーや繋ぎ目に色を加えたさり気ない遊び心も素敵です。
使うほど、手を動かすほどに創造的なブックエンドとカードトレイ。
みなさんの書く時間に、新しいリズムが生まれますように。