山桜ペンレスト

ふと手をとめて、ペンを置く。書く人がひと息つくその時間にやさしく寄り添うペンレスト。どんなペンとも馴染み、ペンを無造作に置いても大丈夫。机の上にすんなりと溶け込み、そこにあることがうれしく感じられる形です。インクボトルと並んだときに、良いコンビネーションを発揮します。

Design

ペンを置いていないときも目をたのしませる彫刻的なフォルム。非対称にゆったりとカーブした形状は、ペンの置きやすさ、取りやすさを兼ね備えます。

ペンが転がって机がインクで汚れたり、ペン先が欠けたりすることを防ぐために安定感を追求。細めのペンなら2、3本無理なく置くことができます。

机の上で主張しすぎない、手のひらにちょこんと収まる程よいサイズ感です。山桜の素材感をたのしめながらも、汚れづらい加工を施しています。

Details

山桜の素材を手作業で削り出しています。左右非対称なカーブをひとつひとつ同じ形に仕上げられるのは、木の特性を熟知した職人さんだからこそ。

削り出したそのままの木目は、どれも個性豊か。単調でない、自然素材だからこその良さを感じられます。

漆

歴史ある高岡漆器で有名な富山県・高岡市の工房にて、「拭き漆」と呼ばれる手法で塗り上げています。木地をより長持ちさせつつ山桜の木目を一層引き立てる、永く使う道具のために選んだ仕上げです。

藍染

藍染

伝統的な草木染めである藍染。木は染め上げるのが難しく、工房と試行錯誤して染め上げた濃紺は、永く使うほどに味わいが深まっていきます。表面はミツロウで仕上げ、自然な艶を出しています。