Hasami pen rest

つけペンをかしこまらず、もっと自由に使えるようにしたい。つけペンのラインナップをより幅広く、たのしくしたい。
新しいペンレストがその役割を果たしてくれると考えました。

しずくから着想を得た形、釉薬の豊かさ。さらには、窯の中で生まれる個性。ついペンに手を伸ばしてしまいたくなるような、使い心地の良さにあふれる波佐見焼のペンレストが出来上がりました。

Design

小泉誠さんとつくった形。しずくのイメージから、ペンをそっと支えてくれるような柔らかなフォルムに仕上げました。

窯元 光春窯さんが持つ豊富な釉薬の中から、カキモリが毎日使いたくなるものを選びました。化学反応により色づく釉薬の奥深さとやきものならではの味わいが感じられます。

インクがついたままでも筆を置くことができ、つけペンの良き相棒となるペンレスト。置きやすく持ち上げやすいちょうど良い高さで、ペンをしっかり収めてくれます。

Details

たくさん作る効率の良さと、丁寧な手仕事を併せ持つ波佐見焼。釉薬を満遍なくきれいにつけるのは、この方法が一番なのだそう。

光春窯さんは、長崎県・波佐見町に工房を構えています。小高い山の趣のある街並みを進むと現れる、窯元ならではの煙突が特徴的な建物。歴史あるこの地で、職人さんによって作られています。

裏面をよく見ると、カキモリのロゴが。型取りをする際に、手でひとつひとつ判を押していただいています。手仕事のぬくもりがお客様にも届くよう、カキモリのシンボルとなるロゴを入れることにしました。

真っ白い陶石に映える豊富な釉薬。元々は1、2種類のみ作る予定でしたが、釉薬の鮮やかさと魅力に触れることで、たくさんの試作をつくることになりました。悩んだ末に波佐見焼の魅力とペンとの相性の良い4つを選びました。