ペン軸
お気に入りを、素材と色と形から
定番の素材
山桜
日本の山に古くから自生する広葉樹。丈夫さと加工性の高さ、時とともに色の深みが増していくことから、昔から家具によく使われる木材です。中心は赤みが強く、外側は白みの強い木そのものの色味を生かした軸を2種つくりました。
山桜を引き立てる黒
漆
歴史ある高岡漆器で有名な富山県高岡市の工房にて、「拭き漆」と呼ばれる手法で塗り上げています。木地をより長持ちさせつつ山桜の木目を一層引き立てる、永く使う道具のために選んだ仕上げです。
自然から採れる濃紺
藍染
伝統的な草木染めである藍染。木は染め上げるのが難しく、工房と試行錯誤して染め上げた濃紺は、永く使うほどに味わいが深まっていきます。表面はミツロウで仕上げ、自然な艶を出し、山桜をさらに特別に仕立てます。
家具の端材から生まれた
ウォールナット
広島県府中市を拠点にする「若葉家具」による家具の端材から生まれたペン軸。家具によく使われる樹種で、その人気の割に成長が遅いために希少価値が高いと言われています。たまに入る節目も特徴的で、時間が経つと少し明るい茶色に変化していくので、経年変化も楽しめる1本。
唯一の金属軸
アルミニウム
山桜軸と同じ形状に削り出してつくった軸。金属のソリッドな印象と、やわらかさを兼ね備えるアルミだからこそ、異素材と合わせた時の相性も良いと考えました。表面は手で研磨し、マットさと優しい質感を出しています。
カラフルで小ぶりな